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花嫁和装 引振袖ーひきふりそでー

皆さまこんにちは!
いつもブログをご覧頂きありがとうございます(*^^*)
 
さて本日は、以前よりご案内が続いておりました、
花嫁和装の3種類目-引振袖(ひきふりそで)- についてのお話しです♪
 
※過去にご紹介させて頂きました他2種類の花嫁和装につきましては、下記タイトルよりご確認頂けます(^^)/
⓵【花嫁和装 白無垢-しろむく-】  ⓶【花嫁和装 色打掛-いろうちかけ-】
 
 
 

 
婚礼の時に用いられる、打掛のように裾を引いて着用する振袖の事を“引き振袖”といい、
引き振袖は、お引き摺り・本振袖・大振袖と呼ばれることもございます。
 
 
現代では、白無垢や色打掛などに次ぐ格の高い和装花嫁衣装として人気を集めておりますが、
もとは江戸時代に武家階級の女性が婚礼衣装として用いり、
明治時代から昭和時代初めころには富裕な商人層の花嫁衣装として一般的に広まりました◎
 
 
 

 
一見、花嫁衣装として用いられる引き振袖と成人式などで着る振袖はどちらも同じに見えますよね(・_・;)
2つの衣装の違い気になるところ・・・
 
花嫁衣装として用いる引き振袖は、通常の着物の「おはしょり」部分をあまり作らず、
着物本来の丈の長さが活かされております。
(※「おはしょり」とは・・・腰の部分で折って丈を調整するところ)
 
 
そして引き振袖は「大振袖」、成人式などで着る振袖は「中振袖」と、2つの衣装は袖丈の長さの違いで分類が異なります。
 
「大振袖(本振袖)」(袖丈114cm前後)、「中振袖」(袖丈100cm前後)、「小振袖」(袖丈85cm前後)と
袖丈の長さにより3種類に分類され、どの分類でも第一礼装となります◎
 
ちなみに引き振袖の中では、黒地のものが最も格が高いとされています(^^♪
 
 
 

 
長く裾を引きずる「お引き摺り」と呼ばれるスタイルは、花嫁さまにだけ許される結婚式での正装で、
同じ花嫁衣装の白無垢・色打掛の時に比べ、動きやすく重くもないのも魅力の一つ!
 
また引き振袖は、打掛と違って帯が外に出ている為、
帯の柄や帯の結び方によってお祝いにふさわしく豪華に見せることもできます♪
 
 
 

 
一見どれも同じに見える和装衣装も、衣装の種類や色・柄の違いにより、
着物本来が持っている意味が一つ一つ異なってまいります。
 
まずは少しでも衣装の種類・着物が持つ意味の違いを知って、
お衣装選びに悩まれた際の何か役に立てば良いなと思います(^^)/
 
 
☆お問合せはいつでもお気軽に☆
atelier casha(アトリエカーシャ)

TEL:0120-66-9615
Mail:info@st-augustin.net
HP: www.a-casha.net
インスタグラム: atelier_casha

 

ライター: acashanet

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カテゴリー: お客様紹介:前撮り, その他